校 長 挨 拶


   北海道滝川西高等学校長○○○    

        松 田 直 久○   

 本校は、昭和48年に滝川市立の高等学校として設立され、以来「志ある者は事ついに成る」の校訓のもと、地域から信頼される学校づくりに邁進してまいりました。
 昨年、本校が開校から40年の節目を迎えたことから、これまでに築き上げてきた校風と教育活動の成果を踏まえて、本校教育がめざす生徒像を明確にいたしました。
 それは、
「礼儀と規律を重んじ、文武両道に励み、志の達成に努める生徒」であります。
 本校はかねてから、礼儀と規律を重視して教育活動を行っており、本校生の礼儀の良さや規律の正しさは、地域の皆様方からも高い評価をいただいております。
 また、本校生は、「文武両道」を合言葉にして、学業と部活動の両方に積極的に取り組み、それぞれの志を達成すべく、日々よく努力しております。
 本校教育がめざす生徒像は、すでに、かなりの程度にまで実現できていると自負しておりますが、生徒の志と同様、さらなる高みをめざして、教育活動の一層の充実に努めてまいります。
 本校は、現在、1学年7学級(普通科3・商業科4)、総定員数840名の空知管内で最大規模の高校であり、平成19・20年度に文部科学省のスーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールの指定を受けるなど、英語教育に特に力を注いでおり、また、簿記会計や情報処理などの分野での資格取得等に高い実績を上げております。
 さらに、本校は部活動が大変盛んで、文化系・体育系を問わず、多くの部が地区大会を勝ち抜いて全道大会へ進出し、例年、その中のいくつかの部が全国大会の出場を果たしております。
 卒業後の進路状況につきましては、進学面において、国公立大へ7年連続二桁の合格者(24年度卒17名)を出すなど、大学や高等看護学校等への進学実績が年々向上しており、また、就職面においても、大変厳しい求人状況の中、3年連続、就職希望者全員が卒業前に内定を受けるなど、確かな就職実績を重ねております。
 本校は、今後も、一人一人の生徒を大切に教え導き、その育成を通じて、積極的に地域に貢献してまいりたいと考えております。
 どうか、これまでに変わらぬ、本校へのご理解とご支援をお願いいたします。