学校長挨拶

令和5年度 ご挨拶


                  北海道滝川西高等学校長 吉 村 教 賢
 
 新型コロナウイルス感染症により、時代の変化は急加速し、「予測困難な時代」は、一層、不透明になりました。
 こうした時代に、私たちは、どのように生徒を育て社会へ送り出すべきなのでしょう。
 それは、
 ○社会を生き抜くために必要な力を身に付けさせること
 ○身近になった世界に挑戦する気持ちを尊重し応援すること
 ○生徒たちの可能性を信じ、学びの限界を決めないこと
          だと考えます。

 北海道滝川西高等学校は、昭和48年4月に開校し、これまで、「志ある者は事ついに成る」を校訓として、「文武両道」のもと、
  ○ 生徒一人一人の個性・能力・目標に応じた学習指導
  ○ 組織的な教育相談体制ときめ細かな生徒指導
  ○ 将来を見据えたキャリア形成を図る進路指導
  ○ 生徒の主体性を伸長させる生徒会活動や部活動指導
などに取り組み、地域や社会の期待に応える人材を育成してまいりました。

 平成30年には、北海道で唯一の「情報マネジメント科」に学科転換し、時代の変化をとらた新たな商業教育を実践しています。令和3年度には、全国の約100校で構成されているスーパー・グローバル・ハイスクール・ネットワークに参加し、これまでの文部科学省の研究指定の成果を継承し、新たな時代を見据えた教育を行っています。
 令和4年には、開校50周年を迎え、更なる飛躍を目指し、地域や保護者の方々の信頼に応る魅力ある学校づくりを、一層、進めてまいります。

 十代後半、それは人生で最も豊かで、成長著しい時代です。
 たくさんの知識を吸収し、澄んだ瞳で人間や社会、世界までも見つめ、多くの経験をする時です。また、多感であるが故に、些細な衝突や苦い挫折を味わう時期でもあります。しかし、校教育の中で生起する出来事には教育的に意味のないものは何一つありません。それら全てはその後の人生の礎となるものです。
北海道滝川西高等学校には、生徒一人一人が持つ色を大切にしながら、その色を輝きに変えいく教育があり、その実現に向け、常に寄り添う教職員がいます。
 私たちとともに歩んでいきましょう。